宅建の試験概要ALL ABOUT

中学生にも合格者はいるけど、合格率は15%。

それではまず、宅建試験の全体像の把握から始めましょう。
宅建は、「宅建なんかすぐ合格できる」という声も「むずかしい」という声も、試験を受けた人から、両極メッセージが帰ってくる試験です。
では実際はどうなのか、客観的なデータをもとに押さえておく必要があります。

ここでは過去の試験の結果を見ながら、宅建についてデータから読み取れることをお話しします。データの参照元は財団法人不動産適正取引推進機構です。より詳細のデータをお知りになりたい方はこちらを参照ください。 

◆宅建試験の過去の結果
年度 申込者数 合格者数 合格率 合格点
2007年 260633 36203 17.3% 35点/50点
2008年 260591 33946 16.2% 33点/50点
2009年 241944 34918 17.9% 33点/50点
2010年 228214 28311 15.2% 36点/50点
2011年 231596 30391 16.1% 36点/50点
2012年 236350 32000 16.7% 33点/50点
2013年 234586 28470 15.3% 33点/50点
2014年 238343 33670 17.5% 32点/50点

宅建の試験は毎年およそ25万人が申し込み、2~3万人が合格しています。合格率は約15%、試験には50点満点中の約7割、35点前後で合格できることがわかります。

合格した諸先輩方は「宅建の試験は簡単だ」といいます。しかし実際には、毎年8割以上の方が不合格になっています。試験準備を始めるにあたり、この事実は認識しておいてください。

宅建の合格率は約15%。この数字だけを見ると、むずかしい試験に思えるかもしれません。しかし宅建の合格率が低い理由のひとつは、宅建の試験には受験資格が一切ないことが挙げられます。それで受験者数が毎年25万人にも膨れ上がり、中学生にも合格者がでるという現象が起きます。

しかしまた、宅建の受験者の大半は社会人だということも事実です。
決して壁の高い試験ではありませんが、合格もそんなにたやすくはない。宅建は試験の難易度を推し量るのが微妙にむずかしい試験です。

◆7割以上得点できる実力をつけておけば安心

宅建の試験は、自己管理をして一定期間学習を続けることができる方には、難関な試験ではありません。宅建の試験は法律知識を広く、浅く、そして確実に押さえることで合格できます。だから中学生にも合格者がいます。

データでは割愛しましたが、過去10年間の宅建の試験で最も高い合格点は36点です。2002年と2010年、2011年の3回ありました。宅建は絶対評価の試験ではないので、この点数(36点)で必ず合格できるとはいえませんが、それ以上の37~38点(約75%)の得点力があれば、合格はほぼ確実といえます。このレベルが運に左右されない合格圏内です。

独学で勉強する方はとにかく過去問をたくさん解き、よく出る問題は必ず100%解ける状態を目指してください。また通信講座の利用を検討されている方は、合格圏内を時間効率よく狙える指導をすることで定評のある、フォーサイトやユーキャンの情報を調べてみることをお薦めします。