独学か通信講座か?

通信講座に比べ、独学合格はより多くの学習量を必要とします。

宅建の資格にかぎらず資格の勉強法には、「資格の専門学校」「通信講座」「独学」の3つがあります。
そして宅建の試験対策では、後者の2つ、通信講座を利用するか、独学で勉強する方が中心層を占めます。宅建を受験する人の母数は毎年25万人、書店の参考書もよく売れています。

宅建の試験対策で通信講座の利用者と独学者が多くなるわけ、言い換えますと専門学校がそれほど活発に利用されない理由は、すでにお話しした宅建試験の独特の特長にあります。

宅建は、たとえば税理士試験のように、就業人生を賭けトライするような性質の資格ではありません。ごく一般のみなさんが、これからの仕事にプラスαの付加価値をつけるために、仕事のやりくりをつけながらめざすタイプの資格です。

宅建といえども、学校へ通う場合は時間もお金もかかります(通信講座3~4万円 VS 専門学校10万~15万円)。中学生でも受かる試験なのに、そこまでお金をかける必要があるのか、学校へ通うのは大げさではないか。そんな受験者心理も働いているようです。

いま述べたことが、専門学校が学習者にそれほど重要視されない理由です。
では、独学ではなく、多くの人が通信講座を選ぶ理由はどこでしょう。

それは、なるべく時間をかけずに確実に合格できる手段を適正費用で買いたい
そんな常識的な大人の心理が、試験準備をする方にあるからでしょう。

宅建の試験は市販の参考書で勉強して合格される方もいます。でも、市販教材をご利用される場合は、つぎのことを理解しておく必要があります。
それは、市販の参考書は、通信講座や専門学校のテキストに比べ、情報量が膨大になるということです。

理由はシンプルです。市販の参考書には、専門学校なら講師が教室で解説する内容が、通信講座ならビデオで聞ける解説が、薄められつつも余計に加えられることになるからです。独学では、必然的により多くの情報量に向き合うことが必要になります。

このことをきらい、やさしそうな内容の薄い市販書で勉強した挙句に、合格できなかったというのでは本末転倒です。独学で合格をめざすなら、厚い参考書で勉強してください。

その余分な苦労を、適正コストを払って回避する今日的な学習法、時間を買って1回の試験で合格をめざしやすい勉強法が、通信講座を活用する方法です。