動画や音声で勉強する効果

ビデオ教材の本領は「繰り返す効果」にあります。

資格の専門学校と通信講座、それぞれのメリットや課題点があることがあることがお分かりいただけたと思います。そしてDVDやCDなどの視聴覚教材を使って、講義を聞きながら勉強できる通信講座の学習スタイルには、実は、資格の専門学校より安心感が高いことも見えてきました。

そこでこのページでは、視聴覚教材を利用するメリットをより掘り下げてみたいと思います。DVDの講義は、講師のレベルが高く一定しています。そして講義DVDには、ほかにもこんな効果を期待できます。

宅建にかぎらず、変わることのない試験に合格するための王道は「繰り返し学習」です。テキストや問題集を、可能なかぎり何度でも繰り返す努力をできる人が、最後には勝ちます。

では、講義を繰り返し視聴するという効果についてはどうでしょう?
このことはイメージしにくいかもしれません。教室の授業や講義は1回しか聞けないのが普通です。多くのみなさんは、同じ授業を繰り返し受けた体験をお持ちでないので、想像するのがむずかしいと思うのです。大学受験予備校で、映像授業を受けた人もいらっしゃると思いますが、あの映像授業も基本的には1回だけでしたよね。

テキストや問題集だけの繰り返しとは異なり、ビデオ教材の繰り返しは、そのぶん時間も必要にはなります。しかし、文字を読むだけで勉強するのとちがい、映像や音声を繰り替えす学習法では、テキストの内容理解や記憶への定着がずっと早く促進されます。

このことについては多くをご説明する必要はないでしょう。映像を何度も観れば、音声を何度も聞けば、自然に覚えてしまうのが当然です。映画や音楽を楽しむのも、勉強をするのも、映像から伝わってくるインパクトは同じなんですね。

一風変わったケーススタディーにはなりますが、私の知り合いに、お風呂でビデオ講義を聞き続けて、宅建に合格した人がいます。彼も職場での必要性に迫られ宅建をめざした一人ですが、法学部出身でない彼には宅建の勉強に苦手意識がありました。

それで試験の準備期間を長く長く1年間と設定し、スタートから半年以上、テキストも問題集には一切手をつけずに、ただひたすらビデオ講義だけを毎晩湯船で見続けたそうです。

たぶん、試験の1年も前から勉強を始められるほど、時間に余裕のある方は少ないと思います。それでも繰り返し視聴のできるビデオ教材は、たとえばそんな使い方できることを覚えておいて損はありません。

そしてお風呂で勉強した彼のように、いわゆる「スキマ時間」の活用に最適な教材が、実は視聴覚教材であることを、次のページでお話ししたいと思います。